鏡で眉を見たとき、眉尻や眉山よりも先に目に入りやすいのが眉頭です。眉頭が濃くて四角い、左右の眉頭が離れて間延びして見える、逆に寄っていて眉がつながりそうに見える。こうした眉頭の悩みは、眉全体の形よりも表情の印象に直結します。この記事では、眉頭の位置の目安、悩み別の整え方、やりがちな失敗、自分でできる範囲と眉毛サロンに任せる範囲を順番に整理します。
眉頭は「眉の始まり」|位置・形・濃さで印象が決まる
眉は眉頭・眉山・眉尻の三つの点で形が決まります。このうち眉頭は眉の始まりの部分で、顔の中心に最も近い位置にあります。目と目の間、鼻筋のすぐ上にあるため、相手と向き合ったときに視線が集まりやすい場所です。
眉頭の印象を左右するのは、主に次の三つです。
- 位置:左右の眉頭の間隔。広すぎると間延びして見え、狭すぎると眉を寄せているような険しい表情に見えます。
- 形:眉頭の輪郭。角がくっきりした四角い形は強い印象に、角が取れた形はやわらかい印象になります。
- 濃さ:眉頭の毛の密度と色の濃さ。眉頭だけが濃いと、そこに視線が集中して眉全体のバランスが崩れて見えます。
眉頭・眉山・眉尻の位置関係の全体像は眉毛の黄金比とは?メンズ眉が整って見える3つの基準点と測り方で解説しています。眉の終わりの部分が気になる方は眉尻が薄い・短い・ない男性の整え方もあわせてご覧ください。
眉頭の位置の目安|小鼻の脇から目頭の上へ
眉頭の位置は、小鼻の脇から目頭を通って真上に伸ばした線が目安になります。ペンや細い棒を小鼻の脇に当て、目頭を通るように縦に添えると、その線と眉が交わるあたりが眉頭の位置です。
- 正面から鏡を見て、顔をまっすぐにする。
- ペンを小鼻の脇に当て、目頭を通るように縦に添える。
- ペンと眉が交わる位置を確認する。左右とも同じ手順で見る。
- 今の眉頭がその線より内側にはみ出しているか、外側に離れているかを確認する。
この線より内側に毛が多く広がっていれば眉間が狭く見えやすく、線より外側から眉が始まっていれば眉頭が離れて見えやすくなります。ただし、目の大きさや目と目の間隔、鼻筋の形によって適した位置は少しずつ変わります。線はあくまで目安として使い、数ミリ単位で無理に合わせようとしないことが大切です。
悩み別・眉頭の整え方
眉頭の悩みは大きく四つに分けられます。それぞれ、印象が変わる理由と整え方の方向性は次のとおりです。
| 悩み | 見え方 | 整え方の方向性 |
|---|---|---|
| 眉頭が濃い | 眉頭に視線が集まり、きつい印象になりやすい | 毛を大きく減らさず、輪郭と毛流れを整えて密度を均一に見せる |
| 眉頭が四角くくっきりしている | 描いたような硬い印象になりやすい | 角を削りすぎず、輪郭の外側に出た毛だけを整えて角をやわらげる |
| 眉頭が離れている | 目と目の間が間延びして見える | 眉頭の内側は触らず、足りない部分を薄くぼかして描き足す |
| 眉頭が寄っている | 眉を寄せた険しい表情に見えやすい | 目安の線より内側にある眉間の毛を整え、眉頭の位置をそろえる |
眉頭が濃い・四角い場合
眉頭の毛は、上向きや斜め上に向かって生えていることが多く、毛が立つと眉頭だけが濃く、四角く見えやすくなります。このとき毛を抜いて減らすと、眉頭に隙間ができたり、生えそろうまで形が崩れたりします。まずは毛流れに沿ってとかし、輪郭の外に飛び出した毛だけを整えるのが基本です。眉全体が濃い場合の考え方は眉毛が濃い男性の整え方で詳しく解説しています。
眉頭が離れている・寄っている場合
眉頭が離れている場合は、眉頭の内側の毛を減らさないことが前提です。足りない部分は、アイブロウパウダーなど淡い色で薄くぼかして補います。眉頭が寄っている場合は、目安の線より内側にある眉間の毛を整えます。眉間の処理の範囲は眉間の毛・眉周りのムダ毛はどう処理する?にまとめています。眉頭が寄っていると目つきがきつく見えることもあるため、表情の印象が気になる方は目つきが悪い・怖いと言われる男性の眉毛も参考になります。
眉頭でやりがちな失敗
眉頭は顔の中心にあるため、少しの失敗でも目立ちます。よくあるのは次のようなケースです。
- 眉間を剃るついでに眉頭まで削る:作業中に「もう少し」を繰り返すと、眉頭が後退して眉間が広がりすぎます。
- 眉頭の毛を毛抜きで抜く:抜いた毛は生えそろうまで時間がかかり、繰り返すと生えにくくなることがあります。理由は眉毛を抜くのはNG?で解説しています。
- 眉頭をはっきり描く:眉頭を眉の中央と同じ濃さで描くと、描いた跡が目立ちます。
- 眉頭を縦にまっすぐ切りそろえる:角が直線的になり、硬く人工的な印象になります。
眉頭は、一度削ると元の形に戻るまで時間がかかる部分です。迷ったら触らずに残しておくほうが、後から整える選択肢が残ります。
自分でできる範囲と、サロンに任せる範囲
眉頭まわりで自分でも処理しやすいのは、眉頭から明らかに離れた眉間の毛や、スクリューブラシで毛流れをとかす日常の手入れです。一方、眉頭の輪郭や眉頭の内側の毛は、少し削っただけで形が変わるため、自分で触らないほうが安全です。
眉頭を描き足す場合は、眉頭の色を最も薄くし、眉の中央に向かって自然に濃くなるようにぼかします。描き方の基本はメンズ眉毛の描き方|自然に見えるアイブロウの選び方と5つの手順で紹介しています。
眉毛サロンでの眉頭の整え方
M’sアイブロウのメニューは、黄金比メンズアイブロウスタイリング(眉WAX)、メンズ眉毛パーマ+眉メイク、メンズハリウッドブロウリフト(パーマ+WAX+メイク)の3種類です。料金は眉毛WAXが初回3,990円〜、眉毛パーマが4,990円〜で、施術時間の目安は45〜60分です。
眉頭の位置や輪郭を整えたい場合は眉WAX、立ちやすい眉頭の毛の向きをそろえたい場合は眉毛パーマが選択肢になります。眉毛パーマの仕組みはメンズ眉毛パーマ(ハリウッドブロウリフト)とは?で解説しています。WAXは軽い刺激を感じることがありますが、我慢できないほどではありません。メニューの詳細はサービス・メニュー一覧をご覧ください。
カウンセリングでは「眉頭が濃く見えるのが気になる」「眉頭の位置は今のまま残したい」など、眉頭について具体的に伝えると仕上がりのずれを防げます。伝え方のコツはメンズ眉毛サロンでの伝え方にまとめています。通う頻度の目安は3〜4週間に一度です。詳しくはメンズ眉毛サロンに通う頻度をご覧ください。
よくある質問
眉頭の形は自分で整えてもいいですか?
眉頭の内側や眉頭そのものは、削りすぎると戻るまで時間がかかり、眉間が広がって見えるため、自分では触らずに残しておくほうが安全です。自分で処理するなら、眉頭から明らかに離れた眉間の毛にとどめ、眉頭の形を変えたい場合はサロンで相談する方法があります。
眉頭が濃いので、毛抜きで少し減らしてもいいですか?
毛抜きで眉頭の毛を減らすことはおすすめしません。抜いた毛が生えそろうまでには時間がかかり、繰り返すと毛が生えにくくなることもあります。濃さが気になる場合は、眉頭の輪郭を整え、毛流れをそろえることで、毛を大きく減らさずに印象を和らげられます。
眉頭が離れていて間延びして見えます。描き足してもいいですか?
描き足すことはできます。ただし眉頭は濃く描くと不自然に見えやすいため、眉頭の内側は色を薄くし、眉の中央に向かって自然に濃くなるようにぼかすのが基本です。描く前に、小鼻の脇から目頭を通って上に伸ばした線で眉頭の位置を確認しておくと、描きすぎを防げます。
眉頭の毛が上向きに立ってしまいます。どうすればいいですか?
スクリューブラシで毛流れに沿ってとかし、毛先を整えるだけでもまとまりは変わります。毛流れ自体を整えたい場合は、眉毛パーマで毛の向きをそろえる方法があります。仕上がりは毛の長さや状態によって変わるため、カウンセリングで確認してから決めるのが確実です。
まとめ
眉頭は眉の始まりであり、顔の中心に最も近いため、位置・形・濃さのわずかな違いが表情の印象に表れます。まずは小鼻の脇から目頭を通って上に伸ばした線で眉頭の位置を確認し、濃い・四角い・離れている・寄っているといった悩みのどれに当てはまるかを整理すると、どこを整えてどこを残すべきかが判断しやすくなります。眉頭の内側や輪郭は自分では削らず、残しておくことが基本です。
眉頭の位置や形を自分で判断しにくい場合は、眉毛サロンで相談する方法もあります。M’sアイブロウは大阪・京都・奈良・兵庫・愛知・広島・山梨に全国14店舗を展開しており、主要店は10:00〜22:00営業です。ご予約は各店舗のホットペッパービューティーから受け付けています。お近くの店舗は店舗一覧からご確認ください。